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新着情報[京都華頂大学・華頂短期大学]

【授業のひとコマ】幼児教育学科「保育内容・表現(造形)」

華頂短期大学

2024年05月30日

幼児教育学科2回生の授業「保育内容・表現(造形)」の様子をご紹介します。

 

本科目では、保育内容の5領域のひとつ「表現」について理解を深め、

子どもの創造性を豊かにする表現遊びを、構想する力を身につけます。

子どもの豊かな感性は、身近にある環境と十分に関わる中で、美しいものや感動体験を

他の幼児や教師と共有して育まれていきます。

 

そこで本科目では「紙コップを用いた遊び」「新聞紙の感触遊び」の演習を実施しました。

 

「紙コップを用いた遊び」では、「遊び込む」ことで素材の持つ可能性に気付いてほしいので、

3000個以上の大量の紙コップを用意しました!が、学生たちが予想以上に遊びこんだため、

透明プラカップも追加しました。ハート型の作品や、脚立を使うほどの高いタワーなど、

様々な作品が出来上がり、学生の主体性が活かされる演習になりました。

 

「新聞紙の感触遊び」は、学生が学外実習前のため、より実際の保育場面を想定して実施しました。

 

学生にとっては、新聞紙は見慣れて新鮮さを感じにくいものです。

そこで、大きな新聞紙を用いた遊び「新聞紙パラバルーン」を中心に演習を行いました。

巨大な新聞紙に包まれるワクワクや、風をはらんだ新聞紙の乾いた音に刺激され、

触りたい!遊びたい!という気持ちが高まります。

続けて「破る」「表現する」に展開します。

雨に見立てて降らせたり、食べ物に見立てて動物に食べさせたり、表現は様々です。

今回はオタマジャクシさんを呼んできてエサ(新聞紙)を食べさせ、おなか一杯になってカエルに変身する展開になりました!

 

今後もよりリアルな授業を通して、表現遊びを学生に伝えていきます。