現代家政学科2回生の授業「造形表現」の様子をご紹介します。
今回の内容は、新聞紙を使って「変身」です。
デジタル化がすすみ、気軽に新聞紙をたっぷり準備して・・・ということが教育現場では難しくなってきた昨今ですが、本学の強いミカタ「図書館」の協力によって、きれいでまとまった新聞紙をたくさん用意しました。
はじめに新聞紙の話からスタートしました。
新聞紙について「柔らかくて包みやすい」「繊維の目があるためちぎりやすい向きがある」「インクに油分があるため刃物を包むことがある」など少し詳しく知ることで、単なる「古紙」から子どもの学びを支える「大事な材料」に学生の意識も変化します。
そして作業開始!
まずは変身アイテムにはどんなものがあるか自分で考え、アイデアを交流しました。
「ベルト」「マント」は定番で「ステッキ」「コンパクト」「鏡」などアイデアも出ました。
交流の場を設定することで、アイデアが思いつかない子どもへのヒントになること、
目標とは違う活動に流れないことに繋がります。
楽しいだけでなく、常に指導者の視点で活動をデザインする力が授業を通して身に付きます。
次第に、かぶり物やマスク、服や小物までいろいろなアイテムがつくり出されていきます。
果たしてどのような変身になるのか!来週の完成が楽しみです。