今週は、食物栄養学科2回生「生化学実験」の授業をご紹介♪
生化学実験では、体内で行われる物質の合成や分解といった仕組みついて、実験を通してより理解を深めていく授業です。2回生になると様々な実験器具を使用し、試薬の調製も自分たちで行っていきます☆
今回の授業では、酵母を使った糖の分解反応について学びました。
食べ物を摂取したあと細胞内に取り込まれた糖は、分解されてピルビン酸となり、最終的に二酸化炭素と水になります。
この働きを確認するために、私たちの細胞と同じ働きを持つ酵母を用いて様々な条件での気体の発生量を観察しました。
実験では、酵母と糖の溶液が入ったフラスコを37℃の温浴につけたときに、より多くの気体が発生していました。さらにその気体により水酸化カルシウム溶液が白く濁ったことから、発生した気体が二酸化炭素であることを確かめました。
また糖の分解によってできるピルビン酸を吸光度計で測定もしました。
1回生の時と比べて内容は難しいですが、グループ内で相談し、友達同士で教え合いながらレポート作成を頑張ります!