本学では、文化に関する専門的知識によって社会に貢献する人材育成を目指して、令和7年度に「日本文化学部」の設置を予定しています。本年度は、新学部着任予定の教員による公開講座を開催し、地域社会へ生涯学習の機会を提供するとともに活性化に貢献したいと考えております。
6月23日(日)は、本学の「華頂ホール」にて2回目の講座を開催いたしました。
今回の講座は、滋賀県立琵琶湖博物館研究部 専門学芸員
橋本道範先生により、日本文化を支えてきた「ムラ」を取り上げ、滋賀県長浜市菅浦に伝わった国宝・菅浦文書を画像をみながらわかりやすく解説していただき、菅浦の生業などを紹介していただきました。アンケートでは『菅浦は閉ざされた集落で漁業で成り立っていると思っていたので、すごく興味深く面白く聞かせてもらいました。』『古文書を解いて「ムラ」の生業や歴史を紐解いていくお話をとても面白く拝聴しました。』などの意見を頂戴しました。
◆日 時:令和6年6月23日(日)14:30~16:00
◆テーマ:「日本の「ムラ」の成り立ちをめぐって―国宝・菅浦文書を中心に―」
◆講 師:滋賀県立琵琶湖博物館研究部 専門学芸員 橋本 道範氏
3回目の講座は、令和6年7月13日(土)14:30より「祇園祭と鱧料理」( 講師:京都華頂大学現代生活学部食物栄養学科教授 塩田二三子)を講座のテーマとして開催いたします。みなさまのご参加をお待ちしております。
※公開講座はオープンキャンパス2024と併催しています