9月1日（日）～3日（火）の2泊3日で、総本山知恩院において令和6年度 京都華頂大学・華頂短期大学 授戒会（じゅかいえ）が執り行われました。

“授戒会（じゅかいえ）”とは、仏教を開かれたお釈迦様の大切な教えを、正しく学び、正しく授かる儀式のことを指します。全ての教えを受け無事に成満となった際にはその証として「戒名（かいみょう）」を授かることができます。

大学生2名、短期大学生10名の学生が参加し、11名の参加学生が無事に成満（じょうまん：滞りなく行を終えること）を迎えました。

学生たちは静穏な空気に包まれた雪香殿で共に生活をし、食事の準備から後片付けや掃除等を行い、学科や学年を超えた学生の交流も生まれます。

またこの授戒会では知恩院様のご厚意により、普段お目にかかることの出来ない場所にも入らせていただくことができ、本学ならではの貴重な体験をさせていただきました。

満行後は、日本の食文化が詰まった「（精進料理の）祝膳」をいただき、参加した学生たちは笑顔で下山していきました。

今回の授戒会で学んだ多くのことが参加学生にとって大きな糧となり、これからの人生に生かされていくことを願っています。

宗教部委員会