食物栄養学科3回生「応用栄養学実習」の授業をご紹介します。
この授業では、人間の成長や発達、加齢における栄養状態の変化や食物アレルギーについて理解を深め、
妊娠期や乳児~高齢期の各ライフステージに応じた栄養ケア・食事プランを提案する力を身につけます。
今回は、思春期・更年期・高齢期の3つのライフステージについて、
栄養ケア・食事プランの考案と調理実習を行いました。
臨床検査値や食習慣からアセスメントをして問題点を挙げ、目標を設定し、食事摂取基準をもとに1日の献立を考えていきます。
学生は、適切な分量や味付け(調味率)を考えつつ、必要なエネルギーや栄養素がしっかり摂取できる献立に仕上げるのに苦戦していました。
献立作成ができた後は、各班で発注した食材を使って調理実習を行い、1人ひとりが試食をして評価しました。
実際に自分たちが考えた献立は、おいしくできたでしょうか☆
管理栄養士にとって、どの食材にどのような栄養素が多く含まれているのか把握しておくことも、食事を提案する上でとても大切なことです。
これらの実習を通して、さまざまな食事を提案できる力を身につけてもらいたいと考えています。