幼児教育学科1回生の保育実習指導Ⅰの授業では、昨年末に年賀状・寒中見舞いの製作に取り組みました。
保育者はあそびのなかで季節の移り変わりや慣習なども伝えていきます。
また、年賀状は今でも保育の現場でも園児と先生をつなぐツールのひとつでもあります。
そこで、今回授業内で学生たちに昨年お世話になった方へのお礼の気持ち、大学生となって頑張っている報告、これから行く実習への意気込みも込めて年賀状を書くことにしました。
授業内では実際の例を用いた園での年賀状でのやり取りや意義について取り上げ、卯年をテーマに年賀状の作成に取り掛かりました。
また、冬季休暇中に仕上げたものを実際に投函するのが課題となりました。
学生はそれぞれ出身高校の担任の先生や部活の顧問の先生、保育者を目指すきっかけとなった出身園や中学校、ゼミの先生や祖父母など様々な人に書いて投函していました。
投函後の感想を聞いたところ、年賀状を最近出していないけれどお世話になった方にこのような形でお礼を言えることが嬉しくて、心をこめて書いたというコメントが多く聞かれました。
SNSでのやり取りが主流な昨今ではありますが、色々な形で誰かと繋がることの大切さを感じ、保育の現場で活かしていければと思います。