現代家政学科 児童学専攻3回生の授業の様子をご紹介します。
幼稚園教諭の免許取得を目指すの学生たちが教師役となり、自ら考えた幼稚園教育要領に沿って模擬保育を行いました。
体を使う模擬保育では先生役の学生が考えたゲームルールの説明を聞き、子ども役の生徒が実際に体験します。
今回のゲームの内容はじゃんけんで勝つと一つずつ奥の椅子へ進んでいき、6回連続で勝ち進むことができれば優勝です。
試しに行ったゲームは大盛り上がり。ゲームの後は子ども役の学生や担当教員の感想及び意見をもとに反省や改善点を振り返ります。
造形遊びの模擬保育では事前準備でシミュレーションしながら模擬保育に必要な絵の具や材料を準備します。
模擬保育本番でも限られた時間の中で計画した内容に沿って保育を行っていくのも決して簡単ではなかったと思います。
説明がうまく伝わらなかったり、思いのほか時間がかかったりと想定外のことに対応しながら一生懸命行っている姿が印象的でした。
模擬保育後の振り返りでは、幼稚園教育要領に沿って進めることが難しかった、時間が足りず、想定していたことができなかったなどの感想が出ましたが、子ども役の学生や担当教員からは臨機応変に対応できたことや、子ども役の学生に対する細やかな気配りを評価する声もありました。
一人ひとりが自ら考え、実践し学ぶ模擬保育は今後の成長に大きくつながる授業だと感じました。
これから本格的に実習が始まります。
今日の模擬保育の経験や気づきを活かして学びの多い実習になるといいですね。