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【食物栄養学科レポート】エコクッキング講習会を開催しました

京都華頂大学

2024年02月26日

2/23(金・祝) 東山エコまちステーションと京都市資源循環推進課のご協力の元、
本学にて地域の方々を対象にエコクッキング講習会を実施しました。

野菜を丸ごと使用した料理を作って環境にやさしいクッキング!を目的とし、
食物栄養学科3回生考案のもちもちチヂミ、カルシウムたっぷり味噌汁を参加者の方々と作りました。

<もちもちチヂミ>
大根やにんじんの皮、白ネギの青い部分、椎茸の軸、キャベツの芯を千切りにしてチヂミに入れました。
普段捨ててしまいがちな部分も立派な具材に大変身!様々な野菜の食感や香りが楽しめます。

<カルシウムたっぷり味噌汁>
だしを取ったあとの煮干し、捨ててしまってはもったいない!
煮干しにはカルシウムやカルシウムの吸収をよくするビタミンDなどが豊富に含まれています。
だしをとった煮干しはそのままだし汁で他の具材と一緒に煮込み、味噌を溶かして味噌汁にしました。
煮干しを丸ごと食べられて、カルシウムがたくさん摂取できる一品です。

他にも現在3回生が取り組んでいる卒論、果物と野菜の皮を使ったおやつかき揚げも作成し、参加者の皆様に試食していただきました。
りんご・さつまいも・にんじんの皮に衣をつけて揚げるだけの簡単なおやつ。
りんごの甘味がとてもおいしく、皮だけで作ったとは思えない、しっかりとしたおやつになっていました♪

りんご・さつまいもの身の部分はヨーグルトとマヨネーズを合わせたソースで和えてサラダに、
にんじんはすりおろしてホットケーキミックスに混ぜてカップケーキにするなど、食材は無駄なく使い切りました。

まだ食べられるのに捨てられてしまう食べ物を食品ロスといいます。
捨てられた食べ物を焼却する過程でCO2が発生するため、食品ロスが増えると地球温暖化にもつながってしまいます。
無駄なく食べきることが環境を守ることにもつながります。
自分達でも出来る身近なことから地球の環境について考えるきっかけとなれば幸いです。