「子どもの図画工作ua」の授業でのひとコマです。
前回は、色水を使った低学年での造形遊びを学び、感じを掴んで理解できたので、
この時間は高学年での造形遊びにチャレンジです。
造形遊びの輪郭を感じ取り、学習指導要領での「言葉の違い」だけでなく、頭と身体で低学年と高学年との違いも考えるようにすすめました。
活動の目的は、
「身近な場所の特徴をもとに、空間の奥行きなどを生かし、ある一点から見ると何かのかたちに見えるような工夫をして、かたちや色などの造形的な特徴を捉えながら、見る人が楽しくなるようなものをつくる」です。
ひとりでがんばる人もいれば、
「もうちょっと右」「もっと上!」「ハート型に見えてる?」
バディで声を掛け合いながら活動をすすめる人もいました。
もちろんどちらでもOKです。
「ちょっと、とがっているなあ。もう少し丸くした方がいいね。」
「あ、そこ離れているから私ここから声かけるわ。」
「写真撮っとかないと。」
活動を終えた学生たちは、
「高学年さすが。」「空間の奥行きを生かすって、こういうことかぁ。」と自分たちの活動をふり返りながら少し納得した様子でした。