5月11日(水)、学内にて「花まつり・釈尊降誕法要(灌仏会)」を開催しました。
「花まつり」とは、仏教を開かれたお釈迦様のご降誕をお祝いする、全国でもよく知られている仏教行事です。通常はお釈迦様の誕生日といわれている4月8日に行われるのが一般的ですが、年度変わりの慌ただしさも落ち着きはじめた気候の良いこの時期を開催日としています。
新型コロナウイルス感染防止策として、会場を広々とした体育館に移し、釈尊降誕法要を開催。中野学長より「花まつり」に関する講話を頂戴し、参加学生の皆さんも興味深く耳を傾けていました。
法要の終わりには、華頂短期大学附属幼稚園の園児さんによる“花まつりのうた”の発表があり、保育士養成施設でもある本学の学生たちも、園児さんの元気な姿を見に集まっていました。このように、保育士や幼稚園教諭を目指す本学の学生たちにとって学びの多い日にもなっています。
また、葵の広場では「灌仏(かんぶつ:お釈迦様像に甘茶をかけ流して誕生を祝福すること)」を行ない、学生や附属幼稚園の子供たちが歩みを止めてお釈迦様のご降誕をお祝いしてくれました。(例年、この灌仏に欠かせない花御堂は園児たちが飾り付けをしてくれます。)
全国的にも、少しずつコロナ禍前の日常が戻りつつあります。本学でも、今後予定されている学内行事やイベントは感染対策を施しながら予定通り実施していきたいと思います。
学生部 学生課