11月12日(土)、総合文化学科「エコ文化と世界遺産」の授業で、二条城のフィールドワークを行いました。
二条城は「古都京都の文化財」の構成資産のひとつで、1603年に徳川家康が京都御所の守護と上洛した時の宿泊施設として築城しました。
まずは二条城の歴史と概要を説明した後、自由見学を行い、ひとり一つずつ質問を考えます。
その後、二条城事務所の鳥居将志さんが質問に丁寧に答えてくださいました。
また以下の4つのテーマに分かれてグループワークを行い、疑問に思うことを聞いて理解を深めていました。
①保存修理 ②活用法 ③国内外の城との比較 ④国内外の庭園との比較
秋晴れの暖かい日で、城内の紅葉が見ごろを迎え、コンディションは最高でした。
(学生さんの日頃の行いが良いからでしょうか?)
京都に住んでいながらコロナ禍でなかなか外出できず、今回初めて訪れた人も多かったです。
そんな中で国宝・二の丸御殿、特別名勝・二の丸庭園はもちろん、障壁画の意味や修理の苦労など、直接の質疑応答ができ、充実した授業となりました。
このフィールドワークをふまえて行うグループ発表が楽しみです。