きょうと食育ネットワークの事業である「きょうと食いく先生」について、昨年度に京都府立大学和食文化学科と合同で、本学の食物栄養学科新4回生の町田 味優さん、向田 朋加さんの2名が動画作成に取り組みました。
「食いく先生」とは
自分たちの食べているものが、どのようにしてできるのかを知らない子どもたちが増える中、命と食の大切さを理解するためには、農作業や調理など五感を使った体験が効果的です。
京都府では、子どもたちが「食」について学ぶことを支援するため、農作物の栽培方法や調理方法、京都の食文化等の専門家で、子どもたちにボランティアで食農体験の指導が可能な方を「きょうと食いく先生」として認定し、小・中・高等学校への出前授業による食育の取り組みをすすめています。
●出典
京都府ホームページ
https://www.pref.kyoto.jp/shokuiku/130321.html#jireishu
きょうとの食育・地産地消
https://www.pref.kyoto.jp/shokuiku/documents/chirashi2.pdf
今回の取り組みでは、京都西山地域でタケノコの栽培をされている「きょうと食いく先生」の清水大介さん(清水農園 代表)に訪問取材を行い、10分程度の本編および1分程度のダイジェスト版の2本の動画を作成し、紹介しています。お二人はダイジェスト版の作成を主に担当してくれました。
動画の中で清水さんには、地域で受け継がれる独自のタケノコ栽培の方法や、タケノコのおすすめの食べ方、食育活動をとおして子どもたちに学んでほしいことや大切にしてほしいことなど、食いく先生としての活動を盛りだくさんに語っていただいており、活動に対する熱い思いが非常によく伝わってくる内容になっています。
今回作成した動画はまず2月に開催された「きょうと食いく先生養成講座」にてダイジェスト版が上映され、出席されていた京都府内の複数の食育関係者の方々にご覧いただきました。
「きょうと食いく先生養成講座」にもご参加されていた清水さんからは、今回の学生の取り組みについて楽しく取り組めたとおっしゃっていただき、教育機関や地域の方々と食とをむすぶ架け橋となる活動になりました。
動画は先日京都府ホームページでも公開されましたので、皆様もぜひご覧ください!