今回は1回生初めての実験、生化学実験Ⅰをご紹介します。
生化学実験Ⅰでは、遠心分離により細胞内から得られた核やミトコンドリアなどの小器官に含まれる特定の酵素を確認し、
細胞小器官それぞれ固有の機能を持っていることを確認するなど、生化学の講義で学修した知識の理解を深めるために具体的な事象について実験していきます。
先日行ったタンパク質定性実験の様子を少しご紹介します。
8種類の試料を用いて9通りの定性反応を行い、各試料に含まれているタンパク質の特徴やアミノ酸の種類を明らかにしました。
写真はアミノ酸の一種、チロシンを含むペプチド及びタンパク質が存在すると赤い化合物が生じるというものです。
このように各試料について、反応の有無、強弱、色調などを実験ノートに記録し、含まれているタンパク質の特徴やアミノ酸の種類を考察していきました。
生化学実験も次で最終回となりました。最後まで気を引き締めて頑張りましょう!